新年度が始まりました。
今年、新たな生活がスタートする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一生懸命に頑張る分、もしかしたら大きな壁にぶつかることもあるかもしれません。でも、人生というのはそういうものかもしれません。「なかなか自分はラッキーだな」とちょっとだけでも思える人生であればいいな、そんなことを思ったりします。

新しく始まる生活が、皆様のこれからの人生において大きな糧となりますように。心より願っております。

さて、弊所でも、今まさに社会に大きく羽ばたくところという方が来られています。
司法修習生です。

司法修習生とは、司法試験に合格し最高裁判所に所属しながら、裁判官、検察官、弁護士の実務を学んでいく立場の人です。
大阪弁護士会より修習生指導担当弁護士の任命を受けたため、今年２月から、私の業務に司法修習生が同行し実習しております。
修習生が同行させていただく事件については、各依頼者の方に事前に説明の上同席をお願いさせていただいているのですが、ご依頼者様が心よくご協力くださり本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。

法曹界に身を置く者となるべく試行錯誤しながら研鑽を積む修習生を眺めながら、「遠い昔、自分にもそんな時期があったんだな」などと感慨にふけったり、はたまた、指導担当弁護士になって初めて気づく後進指導の難しさを実感し、自分が司法修習生の時の指導担当弁護士であった先生に改めて尊敬の気持ちを抱いたり、自分自身の弁護士人生を振り返るきっかけとなっております。

修習生とともに私自身も多くのことをまだまだ学んでいかなければ！と心新たににしつつ、今年度も所員全員が元気に皆様のお役に立てることができればと思っております。

りんどう法律事務所（大阪）