りんどう法律事務所のブログ

2016.07.04

百田尚樹さんの小説「夢を売る男」を読みました。 ~このやり方、詐欺にあたるのか、あたらないのか~

百田尚樹さんの「夢を売る男」という小説を読みました。

 

 

 

 

【ネタバレの可能性があります。まだ「夢を売る男」を読まれていない方はご注意ください】

 

 

 

 

読み始めると、どうやら主人公は、非常に暑苦しい外見のようですが、なかなかの敏腕編集長の様子です。

 

 

それが、小説を読み進めると、本を出したいという夢を持っている人たちを騙す阿漕な編集長であることが明らかとなっていきます。

 

 

 

読んでいて、出てくる登場人物のみんなが、少し「呆れてしまう」ような人物ともいえ、

この本は一体どの方向に進むのかと気になり始めます。

 

 

 

でも、何故か、最後は、この主人公が熱いハートを持っているハートフルな編集長という様相を呈します。

 

 

 

不思議な作品ですね。主人公に対して抱く気持ちが徐々にそして結果的には大きく変わって行くのです。

 

 

 

 

作中には、「百田何某という作家」という記述で、作者である百田さんを思わせる記述があり、そして、その「百田何某」は、なかなか主人公にこき下ろされたりもしていて、作者の遊び心も窺えます。

 

 

 

ほんの少しですが、訴訟や弁護士も出てきて、個人的に楽しませていただきました。

 

 

 

最後になりましたが法律問題について少し。

 

 

 

個人的には、主人公が勤める会社がしていることは、きっちり考えれば法的には「詐欺」に当たり得るのではないかと感じます。

 

 

刑法246条1項は、

「人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する」

と定めています。

 

 

主人公が勤める会社のやり方が、この「人を欺いて財物を交付させた」と言えるのか、言えないのか、読みながら考えてみてもらえたら、法律に携わる者として少しうれしいです。

 

 

 

 

りんどう法律事務所(女性弁護士の法律事務所)

大阪市北区西天満3丁目13-18 

06-6364-7778

 

2016.07.01

「早期解決をお願いします!!!」

「早期解決をお願いします」とおっしゃる方もおられます。

 

 

ただ、事案によっては、「早期解決」「より良い内容での解決」異なることもあります。

 

 

 

 

ご本人で対応されていると「もうこんなことに手を煩わされたくない」「早く解決したい」と思われるのは当然だと思います。

 

 

お仕事や家事や育児をしながら、その他体調面など様々なことに気を使いながら、悩みを解決しなければならないのですから当然です。早く解決して、安心した日常を取り戻したい、そう思うのが自然です。

 

 

 

ただ、もし弁護士にご相談されるという場合、もしかしたら、仕事や家事、育児などと、事件解決との「両立」の負担が、少し軽くなるかもしれません。

 

 

相手方とのやりとりは弁護士が対応しますし、裁判所などに提出する書面も弁護士が対応します。

 

 

もちろん、対応の内容や方針などは弁護士から依頼者の方への確認を常にさせていただくため、全てから「手が離れる」ということはないかもしれません。

 

 

しかし、ご自身で全ての書類を確認し、専門的な点も含めて判断をし、そして対応をしてく。

 

これは相当なご負担となる場合もありますが、

 

 

これらを弁護士にご依頼されれば、どうでしょうか。

 

 

 

早期解決を求める事情は様々です。

 

 

もちろん、早期解決が必須となる事案もあります。

 

 

ただ、その一方で、「早期解決を目指したばかりに、内容に少し納得がいかないまま解決させた」というお話しを伺うこともあります。

 

 

そんなお話しを聞くと、すごく残念に思うこともあります。

 

 

もちろん、悩みは早くに解決する方がいいはずです。

 

 

しかし、

 

 

早期解決を求める理由が何なのか、今一度少しだけ見つめなおしたうえで、方針を決めるのもいいのではないでしょうか。

 

 

 

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