りんどう法律事務所のブログ

2015.11.26

ドラマ「偽装の夫婦」第8話を観ました ~ ついに「離婚」!離婚に必要なことって???~

ドラマ『偽装の夫婦』第8話を観ました。

 

 

 

 

【ネタバレがあります。まだドラマ「偽装の夫婦」第8話をご覧になっていない方はご注意ください】

 

 

 

ヒロと郷田家のみんなとが「家族」に大きく近づいたこと、本当に良かったです。

 

 

もちろん、両親に関する真実は、ヒロにとって大きな衝撃となったことだと思いますが、それでも、今、この世にいる人の中で自分のことを大切に思ってくれる人がいるということは、人にとって大きな糧となるはずです。

 

 

郷田家のみんなもヒロも、不器用な「家族」ですが、家族に器用も不器用もないですよね。家族だからこそ不器用になってしまうこともたくさんあります。

 

 

涙を垂れ流しながら気持ちをぶつけるヒロや郷田のおばさんの表情に、安堵さえ覚えたのは皆様も同じではないでしょうか。

 

 

 

さてさて、ヒロと超治の関係ですが・・・。(超治の「ヒロ」仕様。かなり完璧にコピーできていましたよね(笑)。ほんと沢村一樹さん、すごいです)。

 

 

ついに離婚と相成りました。

 

互いにとって「前向き」の離婚。

 

 

いつも弁護士という仕事をしていて思うことは、「前向きの離婚」となるかどうかは、離婚の時どう思うか、そして離婚後の生活をどうするか、つまり自分次第で決まって来るような気がします。

 

 

弁護士である限り離婚の相談を積極的に伺っていきたいと思う中で、いつも自分に何ができるかを考え続けています。

 

そんな中で、最近の私の頭によぎる一つの「答え」は、

 

所詮、自分は人間で、そしてただの弁護士に過ぎません。だから、自分ができることはただがしれている。

 

でも、これまでのかなりの件数の離婚の相談を伺ってきたという経験だけは、弁護士業をされていない方よりは多いはず。

 

「だから、私がこれまで携わってきたその経験だけは、出来る限り皆様にお伝えするようにしよう」ということです。

 

 

そんな中で、私がお伝えしたいことの一つが、「前向きの離婚」にするために、今たくさん悩み考えて、そしていよいよ離婚をする時には万全の気持ちで迎えていただきたい、離婚後の生活に向けて「あらゆるシュミレーション」をして、そして離婚前に悩んで出した答えに向かって進んで頂きたい、ということです。

 

 

ヒロも超治も、将来の自分をきちんと想像し「幸せ」を目指して離婚をしました。

 

 

第8話最後には一年後の二人の様子も少し描かれていましたが、どうか、二人の「結婚」と「離婚」が、二人の人生にとって意味のあるものとなっていますように。

 

 

二人の幸せを願いながら第9話も楽しみにしています。

 

 

さて、最後に余談ですが、「離婚届出」の意味について少し触れておきたいと思います。

 

 

相変わらずドラマと全く関係のない法律知識で申し訳ないのですが・・・。

 

 

以前、このドラマのブログで、婚姻届出をしても「真に婚姻する意思」がないとその婚姻は無効、という話を書きました。

 

 

では、離婚届出の場合はどうでしょう?

 

 

婚姻届出と同じように考えれば、「真に離婚する意思」つまり、本当に夫婦という関係をやめるという意思がない場合には、その離婚は無効となります。

 

 

このことが問題になるのは、例えば「偽装離婚」などの時です。本当は夫婦の関係を解消するつもりはないけれど、何らかの目的で離婚したことにするというような場合。生活保護受給のための離婚などがその例です。

 

 

この問題について、判例は、離婚の届出をする意思があればよいとしています。つまり、夫婦の関係を真に解消させる意思がなくても、「法律上の婚姻関係を解消する意思の合致」があれば離婚は無効とならない、としているのです。

 

 

婚姻届出の場合と、離婚届出の場合とで異なるのです!

 

 

個人的にはこのあたりなかなか興味深いところですが、皆様はいかがでしょうか。

 

 

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