りんどう法律事務所のブログ

2015.11.13

ドラマ「遺産争族」第4話を観ました。~ 「生前贈与」は争いの種? ~

ドラマ『遺産争族』第4話を観ました。

 

 

【ネタバレがあります。まだドラマ『遺産争族』第4話をご覧になっていない方はご注意ください】

 

 

 

話はかなりドロドロしてきましたね。

 

 

 

今回、三姉妹から「生前贈与」の話が出ました。

 

 

実務でも、この「生前贈与」が行われる事案はありますが、ドラマの中で三女が提案した内容は、まさに会長の財産をほぼ(?)全部生前贈与するような内容でした。

 

 

このような生前贈与、つまり財産の全部を対象とする生前贈与をするケースは、実務で、よほど特別な事情が無い限り、行われていないのではないか、というのが私の感想です。

 

 

人はいつまで生きるのか分からないものです。

 

会長だって病気を抱えていますが、まだ10年、20年と生きる可能性は十分にあります。それなのに財産を全部、子たちに譲ると言うのは、さすがに心理的抵抗もあるでしょう。

 

 

また、税金のことをみても、贈与税と相続税では、贈与税の方が税率が高いので、普通は、相続により取得する方が税金は安くなります。

 

 

なので、推定相続人らに「全部贈与する」というメリットは、普通の事案では低いと言えます。

 

 

それでも、生前贈与を提案したのは、すぐにでも現金が欲しい三女や、育生に財産を取られるのかもと不安を抱いた三姉妹だからなのでしょう。

 

 

また、生前贈与は、会長の死後遺産分割の争いになった際、それらを遺産と同視して、遺産分割や遺留分減殺請求を検討することになる可能性もあります。

 

 

なので、仮に育生と会長の養子縁組が成立し、もし育生も会長の遺産取得を主張することになれば(ちょっとドラマではそんな事態は想定できない感じですが)、三姉妹はすでに受けた生前贈与をそのまま自分のものとして主張できるかどうかは微妙となってしまいます。

 

 

生前贈与は、実務でも、「争いの種」となるケースが多くあるのです。

 

 

 

ドラマでは、また決定ではない「生前贈与」の財産の分け方で、三姉妹が分裂!

 

 

まだ会長はご存命なのに・・・。

 

 

 

カワムラメモリアルの株式取得等も絡み、河村家は、内も外もドロドロの状態です。

 

 

 

次回、遺言状の内容が明らかになるような予告でしたが、どうなのでしょうか・・・。

 

 

会長の体は?そして、遺言書の内容は・・・?

 

 

 

次回を楽しみに待ちたいと思います。

 

 

 

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