りんどう法律事務所のブログ

2015.04.15

離婚することを迷っています

離婚することを悩んでいるかたのご相談を受けることがあります。
弁護士として回答できることには限界があり、離婚すべきかこのまま
結婚生活を続けるのといずれがよいかということへの明確な
回答をすることができません。

こちちらが申し訳ないと思っていますが、話をしただけでも
気持ちが落ち着いたと言っていただけることがあります。

独りで抱え込み考えるよりも話をすることで冷静になれることもあるかもしれません。
また、離婚まで考えていなくても夫婦として生活し、子育てをしていると、
相手の行動に疑問を感じることがあると思います。

それらの出来事が将来、法律的な主張が可能かどうか聞いておきたい
ということでご相談を受けることもあります。

離婚だけでなく、結婚生活を続けていくなかでも
困った、わからないということがあればご相談下さい。


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りんどう法律事務所(女性弁護士事務所)
大阪市北区西天満3丁目13番18号
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2015.04.14

湊かなえさんの「夜行観覧車」を読みました。~「家族」のお話です~

湊かなえさんの「夜行観覧車」を読みました。

 

まさに家族に関するお話です。

 

 

【ネタバレ要素があります。ご注意ください。】

 

 

 

高級住宅地に家を持つ3組の家族。

 

ひとつは、無理をして高級住宅地に、周りより小さい自宅を建てた家族。私立中学受験に失敗した一人娘と両親の3人家族。

ひとつは、高級住宅地にまさに相応しい佇まいの自宅を構える家族。3人の子どもそれぞれが、医学部や有名私立高校、中学に通う5人家族。

ひとつは、海外に赴任している息子夫婦の帰国を心待ちにしながら二世帯住宅を設ける夫婦。

 

 

一見、何かしらの悩みを抱えていそうな家族と、何一つ悩みなどなさそうな家族ですが・・・。

 

 

そんななか、何も悩みのなさそうな5人家族の中で殺人事件が起こり、そこから物語は始まって行きます。

 

 

様々な立場の人の心にスポットを当て、その心理が手に取るように描かれており、ほんとうにすごいなと感じました。

 

 

物語の進み方としては、第三者からそれぞれの家族を見れば、ある意味起こるべくして起こったことと見えるもかもしれません。

 

高級住宅地に家を建てることに執着した母親だから、家庭内がこんなトラブルを抱えることになるのだ・・・とか、

 

子どもに期待をかけ過ぎ、子どもの気持ちや才能に目を向けず、子を通して自分の存在価値を図ろうとしていたに違いない、だからこんな事態を招くのだ・・・とか、

 

 

自宅のある地域に固執し過ぎ、そこが人間の価値を司るものと信じて疑わないから、こんなことをしてしまうのだ・・・とか。

 

 

人は様々なニュースに触れ、やはり「こういうことがあったから」「起こるべくして起こった事件だな」とも思ったりします。

 

 

もちろんそれが正しいわけではもちろんないのでしょうが、

もしかしたら、自分がその当事者となっているときに、第三者のその見方を行うことができれば、結果が変わったのかもしれない、とも思うのです。

 

 

事実は小説より奇なり。弁護士という仕事をしていると、そう感じることもたくさんあります。

 

 

ただ、その一方で、この事案、過去に携わった色々な事案と似ているな、と思うところもあります。

 

あの事案では結果こうなった、ではこの事案でもこうなるのではないか、と想定できる時もあります。

 

 

であれば、問題が大きくなる前に、第三者に相談をしてみれば、もしかしたらもっと異なる結果を導けるのかもしれない、とも思うのです。

 

 

あくまでも個人的な感想ですが、読了後、だれかに相談することってとても大切なことではないか、第三者という存在が何か解決の糸口となるのではないか、そんなことを改めて思ったりもしました。

 

 

この作品は、事件の「真実」は描かれていません。つまり事件を起こした人物の、事件に至った気持ち、事実が何一つ記載されていません。

 

だから、物語のなかでの一つの真実は、結局明らかにならないままなのですが、でも、それが必要と感じられない不思議な魅力がありました。

 

 

 

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2015.04.13

離婚届出はだれがするの???

協議離婚の場合、離婚届出用紙に当事者両名の署名、押印を行う必要があります。

 

そのようにして完成した離婚届を、いつ、だれが役所に持って行くのかについては、特段決まりもありません。

 

夫が提出しても良いですし、妻が提出しても良いのです。

 

ただ、婚姻により作った戸籍の筆頭者でない側は、離婚により新しい戸籍を作るか、婚姻前の戸籍に戻るかを決めなければなりません。このため、戸籍の筆頭者ではない方が離婚届出を行う方が便利かもしれません。

 

 

では、調停離婚や裁判離婚となった場合、離婚届出はだれが行うのでしょうか。

 

調停離婚の場合は、届出人を意識した調停条項を作ることも多くあります。

 

原則としては、調停を申立てた「申立人」が第一次的届出義務者となります。

 

しかし、先に書いたように、戸籍筆頭者ではない方は、離婚により新たな戸籍を作る必要があります。例えば、夫が戸籍筆頭者となっているご夫婦が離婚をした場合、妻は夫の戸籍から出て、婚姻前の戸籍に戻るか、自分であらたに戸籍を作る必要があります。

 

このような場合に、夫が離婚届出を行えば、妻の戸籍をどうするのかについて、妻が検討し届出を行うことは難しい状況となってしまいます。

 

このため、離婚調停の申立人が夫である場合には、妻が離婚届出を行うことができるような調停の文言にするケースが多いのです。

 

 

裁判離婚の場合は、訴訟中に和解が成立すれば、届出人を当事者の話合いで決めることができますが(この場合、和解状況に記載されます)、判決で離婚が決まった場合には、「原告」が届出人となります。

 

とはいえ、調停にしても裁判にしても、届出の義務を負う人が離婚届出を行わない場合には、他方当事者が届出を行うことができます。

 

 

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2015.04.10

控訴状を提出するのはどの裁判所?

離婚裁判は、以前は、地方裁判所の管轄でしたが、


現在は、家庭裁判所の管轄となっています。

一審の家庭裁判所の判決に不服がある時には、控訴することができます。


裁判所は、高等裁判所になります。

控訴する時には控訴状を裁判所に提出することになります。


控訴状を提出するのは、家庭裁判所?それとも高等裁判所?でしょうか。

控訴状は高等裁判所宛ですが、提出は家庭裁判所にすることになります。


民事訴訟法286条1項
「控訴の提起は、控訴状を第一審裁判所に提出してしなければならない。」
と定められています。

控訴は、控訴期間も定められていますので、ご注意ください。

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2015.04.09

家族が認知症になりました

ご家族が認知症になり,ご自身で物事の判断ができなくなることがあります。

悪質な訪問販売にひっかかったり,不要な物を買ってしまったりすると,大切な財産が減ってしまうので困りますね。

認知症の方など,物事の判断能力がなくなってしまった方については,家庭裁判所に申し立てて,

成年後見人を選任してもらうことができます。

そうすると,成年後見人がご本人に代わって,ご本人の財産を管理したり,ご本人を代理して契約や年金などの手続をすることができます。

また,例えばご本人が間違って不要な物を買ってしまっても,成年後見人が取り消すことができます。

認知症のご家族がいらっしゃる方は,成年後見の申立てについて一度弁護士にご相談されるとよいかもしれません。

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2015.04.08

調停離婚の場合、離婚届出は一人でできます!

離婚をすることが決まった時、協議離婚であれば、離婚届出を当事者2人で作成する必要があります。

当事者両名による署名、押印が必要となるのです。

これに対して、調停で離婚が成立した場合、離婚の届出は、当事者の一方のみで行うことができます。


このブログでもすでに書いていますが、調停で離婚が成立した場合、調停成立の日に離婚が成立したことになります。

なので、調停離婚の場合の離婚届出は、役所にその報告をするために必要なものとなります。


調停で離婚が成立しそうな時に、「調停の当日に、相手方が印鑑を持って来なかったら離婚届を作成できないですよね」と言われる方がおられますが、心配はありません。

調停離婚の場合には、離婚届出用紙に手方の署名、押印は不要なのです。


これは裁判離婚でも同じです。


調停離婚や裁判離婚の場合は、一方当事者が、判決書(謄本)や調停調書(謄本)を役所に持って行き届出を行うことになります。


なので、調停で離婚が決まった後、手方が「やっぱり離婚したくない」と言っても、離婚という結論が翻ることはありません。


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2015.04.07

子供との関係がなくなるの?

 離婚する時に、子がいる場合には親権者を定めることになっています。

時々、親権者でなくなると子との関係が一切なくなってしまうといわれることがありますが、そんなことはありません。
 
親権とは、成人に達しない子の財産を管理や、教育、監護をするための権利、義務のことをいいます。
 
親権者を父、又は、母の一方に決めたからといって、法律的に親子の関係が

なくなるわけではありません。
 
相互の扶養義務、相続等の義務、権利はあります。
 
ただ、子との関係について義務、権利の事を考えるより、
子のために何が大事か、そして、どのように関係を形成すべきか等を
考えていただけたらと思います。
 
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2015.04.06

「氏の変更」ってできるの?

先日「名の変更」について記載しました。

今日は、「氏の変更」について少し説明をさせていただこうと思います。

「名の変更」と同様「氏の変更」についても認められる場合があります。

手続きとしては、
①戸籍の筆頭者及び配偶者が
②住所地の家庭裁判所に
③審判申立書を提出して申立てることになります。
④その際必要な書類は、戸籍謄本や氏の変更の申立理由を基礎づける資料等で
⑤手続きに必要な費用は1300円程度です。


氏は戸籍編製の基礎なので、簡単に氏の変更を認めることはできません。家庭裁判所が「やむを得ない事由」があると判断した場合に限って認められるのです。


この、変更が認められる「やむを得ない事由」としては、
①珍奇、難解な漢字が使用されている場合や
②通姓を長年使用してきた場合
等が挙げられます。

なお、婚姻による配偶者の氏を称することになった人が離婚をすれば、原則、元の(婚姻前の)氏となりますが、「婚氏続称の届出」を行うことにより、婚姻中の氏を称することになります。

離婚の際にこの「婚氏続称の届出」を行った人が、後にやはり元の(婚姻前の)氏に戻りたい場合には、この「氏の変更」審判を家庭裁判所に行うことが必要となります。

婚氏続称の届出後の婚姻前の氏の変更の申立ての場合は、この申立が恣意的なものではなく、変更により社会的弊害が生じるおそれがない限り、一般的な基準よりもある程度緩和して判断できるとした決定もあります。


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2015.04.03

財産分与の特有財産について

 離婚のときのよく争いになるが、財産分与の「特有財産」です。

「特有財産」の具体例としては、相続によって取得した財産、婚姻前からの預貯金等、


婚姻中に第三者から贈与を受けたもの等があります。


「特有財産」であると主張するためには、主張だけをしても裁判所は、認めてくれません。


特有財産を主張する側が、立証責任を負うため、証拠を提出する必要があります。

婚姻期間が長くなると、婚姻前の預貯金等の金額を立証しようとしても通帳を破棄されていたり、銀行に履歴の開示を求めても保存期間を過ぎ

ていて記録が残っていないこともあります。


銀行の履歴等がない場合、特有財産の立証は困難になります。

財産分与で特有財産を争うことになると、調停、裁判ともに長くなる可能性があります。


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2015.04.02

忘れていませんか・・・

債務の返済ができなくなった時に自己破産という手続き選択することがあります。

自己破産することになったら、まずは債権者を確認することになります。

ご自身が主債務者になっている場合は、おおよそ把握されていますが、


保証人、連帯保証人になっている時もそのことを弁護士にお伝え下さい。

保証人、連帯保証人になっていても主債務者が支払をされている場合には、


ご自身が支払をされていないため、保証人、連帯保証人になっていることを


忘れがちになります。

特に、忘れられることが多いのは、住宅ローンや子供の奨学金の連帯保証人に


なられている場合です。

はっきりとした記憶はないけれど、保証人、連帯保証人になっているかもしれない・・・


ということがありましたら、全て弁護士にお話し下さい。


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