りんどう法律事務所のブログ

2015.04.24

逮捕されたら

毎日のように「誰々が逮捕されました」という報道がありますが,逮捕されるとどうなるのでしょうか。

逮捕された人は,「罪を犯したことを疑われている人」です。
(正式には「被疑者」といいますが,マスコミではよく「容疑者」といわれます。)
しかし,逮捕されたからと言って,犯罪者だと決まったわけではありません。

もちろん,本当に犯罪をしてしまっている場合も多いわけですが,無実なのに間違って逮捕されてしまう場合も現実にあります。

逮捕されたら犯罪者扱いの報道もよく見かけますが,その人が本当に犯罪者だと言えるのは,裁判で有罪の判決が確定してからです。

「疑わしいけれど,本当に犯罪者かどうかは分からないから,きちんと捜査して,裁判にかけて,裁判ではっきりさせる」のだということを忘れないで下さい。

さて,警察官は,被疑者を逮捕すると,まずは被疑事実の要旨(どういう犯罪の疑いで逮捕したのか),弁護人を選任できることを告げて,被疑者に弁解の機会を与えます。

そして,留置の必要がないと考えれば釈放しますが,留置の必要があると考えれば,逮捕から48時間以内に被疑者を検察官に送致します。

検察官は,同じように被疑事実の要旨と弁護人選任権を告げ,被疑者に弁解の機会を与えます。
そして,留置の必要がないと考えれば釈放しますが,留置の必要があると考えれば,検察官送致から24時間以内に裁判官に被疑者の勾留を請求します。

裁判官が勾留を認めれば,さらに10日間(延長されれば最大20日間),一般的には警察署の留置施設に勾留されることになります。

このように,捜査機関(警察・検察)に認められている手持ち時間は,逮捕段階で最大72時間,勾留段階で10日(延長されれば最大20日)です。

この間に捜査機関が各種の捜査を行い,最終的に,裁判にかけるのかかけないのかを検察官が決めます。

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