りんどう法律事務所のブログ

2015.03.03

小説「悼む人」を読みました

天童荒太さんの「悼む人」を読みました。

映画も公開されていますし、2009年に第140回直木賞を受賞している作品ですので、以前に読まれた方も多いのでしょうね。


人が亡くなられた場所を訪ねては「悼む」ことを5年続けている人物を描いた作品です。悼む人の周りの人の視点から描かれ、なぜ彼が「悼む人」になったのか、彼はどのようにして亡くなった人を「悼む」のか、ということが描かれていきます。

そしてその悼む人の周りの人々が、彼の「悼み」に何らかの影響を受けて行きます。

あくまでも、自分なりの「悼み方」を崩さない悼む人。事件で亡くなったのか、事故で亡くなったのか、災害で亡くなったのか、病気で亡くなったのか、自殺したのか、といった死因に目を向けるのではなく、ただ、この世に「人に愛されて」「人を愛し」「人に感謝されていた」その人がいたという気持ちで悼みを続ける「彼」を、周りの人は「自己満足」とさえ評価します。


「自己満足」と言われた「悼む人」は、それに対して「そうですね」という回答をし、その後もやっぱり自分なりに亡くなった人を悼み続けるのです。


すごく不器用な「悼む人」。でもとても真っ正直で、だからこそ、周りの人は何かを受け取ってしまわざるを得ないのかもしれません。


人間が抱く様々な感情が、様々な立場から描かれており、人が生きていくのは大変なことという想いを抱くとともに、それでも生きていくことの意味を前向きに捉えられる、そんな気持ちになりました。


作者の、人間というものに対する強い愛情を感じた作品です。


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2015.03.02

認知の方法はいろいろあります。

婚姻しない間の男女の子が産まれた場合、
女性は、出産した事実をもって母となります。

男性が戸籍上の父となるには、「認知」という手続きが必要となります。
認知には、任意認知、胎児認知、調停、裁判認知、遺言認知があります。

任意認知は、父が認知届を役所に提出することでできます。
子が成年に達している場合は、子の同意が必要となります。

胎児認知は、母の承諾があれば胎児の時に認知届を役所に提出することでできます。
この効力は、子が出生してから生じます。


父が積極的に認知をしてくれない場合、家庭裁判所に調停
申立てることができます。
お互いに合意し、合意の内容が正当と認められれば、合意に従った
審判がなされます。
合意が出来ない場合は、訴訟を提起することになります。

遺言認知、死後認知とういう手続きもあります。
遺言認知は、遺言に認知を記載しておくとうい方法です。
死後認知は、父が死亡した後3年以内に死後認知の訴えを提起することができます。

「認知」にはさまざまな方法がありますので、一度ご相談下さい。

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