りんどう法律事務所のブログ

2014.07.30

「別居」といっても形は色々


夫婦の「別居」は、夫婦関係の破綻を意味する場合もあります。

夫婦関係が破綻しているということを、第三者である裁判所が認めてもらうためには、破綻していることを示すような事実関係を明らかにしていく必要がありますが、これがなかなか難しいものです。

「この日に喧嘩した」「離婚を言われた」と言ってみても、それだけで「夫婦関係が破綻している」ということにはなりません。夫婦として共に暮らしていれば、大なり小なり喧嘩をすることもあるでしょうし、売り言葉に買い言葉で「離婚」という単語が出ることもあるかもしれません。

また、「言った」「言わない」ということでは、結局証拠がなければ、そのようなやりとりを夫婦でしたことすら立証することはできません。


証拠が乏しいこと。これた夫婦関係に関するトラブルではよくある難しい点です。


その点「別居」という事実関係は、立証もしやすいですし、「別居」までするということは夫婦関係継続の意思を放棄したと推測しやすいとも言えます。

そんなわけで、私たち弁護士も離婚等のご相談の時には、別居しているかどうか、別居時期がいつなのかというところを確認させていただくことが多いです。


けれども、この「別居」。確かに別居はしていても、夫婦関係が破綻していない場合があるのも事実です。

例えば、仕事のため単身赴任をしていた、親の介護のため妻が実家に帰っていた・・・etc.


「別居」という事実だけで離婚が認められるというものでもありません。

「離婚」という争点に対して、色々な角度から事実関係を確認していくことが大切。私たちはそう思っています。


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