りんどう法律事務所のブログ

2014.06.04

調停手続きも、変化します。

平成25年1月に家事事件手続法が施行されています。

つまり、もう1年半近く前ということになりますが、この法律の制定、施行により、家事事件が大きな影響を受けたことは間違いありません。

時折、「離婚調停をしたことがある友人が、自分の経験の話をしれてくれました」「その話では・・・」といったお話を伺うこともありますが、この家事事件手続法の施行前と後とでは、事情も変わってくる場合があります



この家事事件手続法の施行で、大きく変わったのは、

①子どもの意思を重視するようになったこと
②手続保証の充実

という2点です。

①については、簡単に表現すると、子に関わる決定については、子どもの気持ちを確認するようになったということになります。

特徴的な制度としては、子どもの手続代理人を、子どもに就けることができるということです。この子どもの手続代理人とは、子どものために活動する代理人です。もっとも、必ず代理人が就くという制度ではありません。

②については、これも簡単に表現すると、
当事者双方が、主張、反論できる機会を設けるようにするということです。

気を付けなければならないのは、調停の申立書や、主張書面が相手方の目に触れる機会がぐっと高まったということです。


このように簡単に書くと、ある意味当然のことで、どうして今までこのような規定がなかったのだろうかとも思うこともあるかもしれませんが、実務に与える影響は結構大きいものです。


これらの変化からも、2、3年前の離婚調停と、今の離婚調停とでは、異なることがたくさんあります。


離婚調停を検討されている方は、一度弁護士にご相談されてはいかがでしょうか。

りんどう法律事務所(大阪・女性弁護士の法律事務所)
大阪市北区西天満3丁目13-18 島根ビル
06-6364-7778


2014.06.03

性別の変更

 家庭裁判所でできる手続について書いてみようと思います。

 

平成16年より、性同一性しょう害で、心と体の性別が

一致していない場合、裁判所での手続により、

性別を変更することができるようになりました。

 性別変更の要件は、

 ・20歳以上であること

 ・ 現在、婚姻していないこと

 ・    現在、未成年者の子がいないこと

 ・    生殖腺がないこと、または生殖腺の機能を永続的に欠状態にあり、

その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する

外観を備えていること(性転換手術を受け終わっていること)

 裁判所には、特に四つ目の項目の関係で資料を提出する必要があります。

厚生労働省令で定められる事項を記載した診断書も必要となります。

 平成25年12月11日の最高裁判所判決では、

第三者の精子提供を受けて出産した子が嫡出子と認められました。

従来は、性別変更した人が、非配偶者間の人工授精で子どもをもうけても

血縁関係が明らかにないとして認められませんでした。

 性別を変更していた男女の夫婦の非配偶者間の人口受精の場合は、嫡出子

として受理されていましたので、その差を解消したことになります。

 今後、嫡出子として戸籍に記載されることになります。

 

 

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2014.06.02

住宅ローンの連帯保証人になっています。離婚と同時に保証人を辞めることはできますか?

婚姻中に、住宅ローンで不動産を購入した場合、夫が住宅ローンの主債務者妻が同ローンの連帯保証人となっている場合が結構あります。

「連帯保証人」ではなく、「連帯債務者」の時もありますし、妻が保証人等になっていなくとも、妻の親族が保証人等になっている時もあります。

夫婦関係が円満な間は特に問題もないのですが、離婚になったとき、この状況は結構困ってしまいます。


離婚後も夫が自宅に住み続ける場合、夫が住宅ローンを払っていくのは自然ともいえますが、妻の保証人という立場が、「離婚」ということにより消えるものではないのです。

つまり、離婚後も、妻は、夫が住んでいる自宅の住宅ローンの保証人になったままということです。


この妻が保証人という立場から外れるためには、妻と銀行の交渉が必要となり、多くのケースでは、夫が、妻の代わりにだれか保証人となってくれる人を探したり、抵当権等設定する物件を用意するなどの対応が必要となります。

住宅ローンの保証契約は、銀行と妻との契約であり、夫と妻との間だけの契約とは全く事情が異なるのです


離婚で悩まれている方で、夫婦の住まいに住宅ローンを設定しているといった事情がある方は、離婚の「決意」とともに、この住宅ローンをどうするかについて検討していく必要があります。


それぞれの事情により対応方法が異なる場合もありますので、一度弁護士にご相談いただければと思います。


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