りんどう法律事務所のブログ

2013.10.17

ドラマ「リーガルハイ」第2話を観て ~古美門先生はどういう弁護士か?~

昨日「リーガルハイ」第2話が放送されました。

【ネタバレがあります。「リーガルハイ」第2話をまだご覧になっていない方はご注意ください】

今回は、名誉毀損事件、代理人を就けず同時に35件の訴えを提起した原告が相手ということで、これまた一筋縄ではいかない香りが漂っていました。

それにしても、35事件も訴訟提起をすると、裁判所に納める印紙代は一体いくらになるのでしょうか。

例えば、1000万円の損害賠償請求だけでも、印紙代は1件あたり5万円となります。単純に計算してもそれだけで175万円。その他に差止や回収も求めていましたので、その分印紙代はかかりますし、35人(社)が相手となると裁判所に予納する郵券(切手)もかなり必要になったはずです。

とはいえ、鮎川さん(原告)の生活を見れば、費用の点は問題なさそうでしたね。

ところで、実際、最近は名誉毀損等に関するご相談が結構多いです。ネットやSNSが広く使われるようになったことも影響しているのでしょう。未成年者間でのトラブルについてのご相談が多くなったのもそのためと思われます。

話をドラマに戻します。

一筋縄ではいかなさそうなこの事件を、古美門先生は、結果的に、原告に訴えを取下げさせるという方法で一件落着させました。これは御見事です。
実際、ドラマで挙げられていた事実関係だと、この原告の請求が認められる可能性もあったように思えます(賠償金額については別ですが)。

そんな中で、原告が納得した上での訴え取り下げによる一件落着。

そして、これこそが、羽生弁護士が求める「WIN WIN」(原告も被告もが満足する)の結論ではないかと思うのです。

ドラマの中で、古美門先生は「性格が悪い人」になっていますが、前シリーズの時から、禍根を残す解決はしていません(全部をきっちり観てきたわけではないので、もし違っていたら申し訳ありません)。

実際の事件では、このような円満解決となることは難しいことも多いでしょうが、当事務所が重点的に扱っている離婚事件相続事件は、事件終了後も、相手方との付き合いが続くケースもあります。

こういう事案の場合には、依頼者の方がどういう解決を希望されているのか、相手方との関係を今後どうしたいのか等を常に依頼者の方と確認しながら進めて行く必要があると思っています。

古美門先生がどこまで考えて事件を解決させるのか、本当に言葉通り「勝ち負け」だけにこだわっているのか分からない部分もありますが、古美門先生の事件解決方法は素晴らしいと思うのです。

さてさて、次回は離婚事件が題材のようです。
当事務所が重点的に扱っている分野ですので、格別楽しみにしています。

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TEL 06‐6364‐7778
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2013.10.16

無料法律相談を行います

女性の方からの離婚・債務整理のご相談につきまして、平成25年10月29日(火)無料法律相談を行います。


なお、おひとり様30分限りとさせていただき、6組様まで受け付けいたします。

あらかじめご予約が必要ですので、ご希望の方は当事務所までご連絡下さい。ご予約は先着順とさせて頂きます。

りんどう法律事務所 http://rindou-law.jp/


2013.10.15

ドラマ「リーガルハイ」を観て2

以前にもリーガルハイの第1話の「弁護士職務経験制度」について触れましたが、

今回も第1話を観て気になったことを述べようと思います。

 

 

岡田将生さん演じる羽生検事が検事を辞めて、弁護士事務所を開設しましたが、

なぜ、あの3人で事務所を開くことになったのか興味がわきました。

 

 

りんどう法律事務所の弁護士は、以前、執務していた弁護士事務所が同じ

で、専門としたい分野も同じ(離婚、相続等の家事事件)という縁で共に

事務所を開設しました。

 

 

羽生弁護士は、人たらしという設定ですが、3人の弁護士で事務所を開設する

ことになった経緯が今後明らかになるのか、それとも、単純に羽生弁護士に

他の2人が魅せられただけなのか気になるところです。                                            

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2013.10.11

離婚後の子どもの氏 ~離婚した後に忘れずやっておきたい手続き~


離婚の際、ご夫婦に未成年の子どもがいた場合、この子どもの親権者を定めなければなりません。

離婚届出用紙の記載事項になっているので、これを失念される方はおられません。

しかし、子どもの氏の変更手続きを忘れておられる方は、意外に多くおられます。

例えばこのような事例です。


結婚の際、妻(旧姓は「川田」とします)が夫の姓(「山田」とします)を名乗ることになった。二人の間に子が誕生。しかし、その後夫婦は、当事者で話し合った結果、離婚することとし、子どもの親権者は妻となった。

離婚後も、妻は、婚姻中の姓(「山田」)を名乗ることとした。


 
この場合、

離婚後、子どもも山田姓を名乗る場合が多く、そうでれば子どもの苗字は変わりません。そのまま子どもの氏について何らの手続きを取らなくても、一見問題はないかに思えます。

しかし、離婚届出をしたことにより、同じ「山田」でも、妻には、夫とは別の新しい「山田」の戸籍が出来ます。

ですが、子どもは離婚届出と同時に戸籍を移動することはないので、夫の「山田」の戸籍に残ったままとなります。

つまり、親権者を「妻」として離婚届出をしても、それで自動的に妻の戸籍に子どもが入ることにはならないのです。

 
このまま放置しておくと、未成年者の戸籍を取得しようとすると、別れた夫の戸籍を取得しなければならなくなるという事態が生じます。これは結構面倒なことですし、夫が本籍地を遠方に変更していた場合、煩わしいことにもなってしまいかねません。

このようなことが起こらないためにも、

離婚した後、家庭裁判所で「子の氏の変更」の審判を申し立てていただく必要があります。

これは、子どもの姓を、父親の「山田」姓から、母親の「山田」姓に変更する手続きです。

裁判所での手続きとなりますが、簡単な手続きですので弁護士に依頼されずにご自身で行われている方がほとんどだと思います。

未成年者の親権者を自分と定めて離婚したけれども、家庭裁判所に行って子の氏の変更手続を取った記憶がないという方は、一度お子様の戸籍謄本を取り寄せて確認していただければと思います。

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2013.10.10

ドラマ「リーガルハイ」第1話を観て ~ドラマで描かれていたことって本当にあるの?~

【ネタバレ部分がありますので、「リーガルハイ」第1話をまだ観ていない方はご注意ください。】

「リーガルハイが始まりましたね。皆様、第1話を観られましたか?

まさかの連勝記録ストップからのスタート。ドラマの中で、不敗記録を重ねてきた古美門先生の連勝ストップに、古美門先生本人も、周りの方も激しいショックを受けていましたが、依頼者自身が罪を認めた故の結果。あれを「負け」というのか・・・。

依頼者が急に態度を変えた裏には何かがありそうですね。
次回も楽しみです。

今後は、「リーガルハイ」で描かれていたシーンについて、実際の世界ではどうなのかを、時折触れさせていただく予定にしております。

今回は、「弁護士職務経験制度」についてです。

リーガルハイ」第1話で、岡田将生さん扮する羽生検事が、「弁護士職務経験制度」で、古美門法律事務所の弁護士として執務をする様子が描かれていました。

このような「職務経験制度」は実際にもあります。検察官だけではなく、裁判官にもあります

これはいわゆる研修のようなもので、羽生検事のように、法律事務所で弁護士として勤務する以外に、海外への留学、企業や官公庁への出向などもあるようです。

対象になるのは、概ね検察官や裁判官になってから5年程度の若い方で、研修の期間は一般的に1、2年程度といったところでしょうか。

判断する裁判官や追求する側の検察官が、弁護士として法律事務所で執務するということに驚かれる方もおられるかもしれません。

ただ、弁護士、検察官、裁判官は、同じ国家試験に合格し、同じ司法修習を経て法曹界に出て行きますので、検察官や裁判官もそれぞれの職を(一時的に)離れて、弁護士会に登録すれば、弁護士としての活動は可能です

このような「弁護士職務経験制度」によるもの以外に、検察官や裁判官を辞めて、弁護士登録をされる方もおりますし、その逆に、弁護士から裁判官に任官される方も居られます。

ただ、この制度に基づき法律事務所に行く検察官や裁判官を受け入れる法律事務所は、比較的規模の大きい事務所だと思います。

この間の検察官や裁判官の給与は、所属する法律事務所が負担するため、それなりの規模の事務所でないと難しいことや、検察官や裁判官としても幅広く多くの手続きを扱っている事務所で執務をする方が研修の意義が高まるであろうこと等、色々な事情からなのでしょう。

となると、実際には、「リーガルハイ」にあるような弁護士2名の古美門法律事務所での受け入れは厳しいのではないでしょうか。

もっとも、古美門先生の報酬はかなり高額なので、費用負担の面では可能かもしれませんね(とはいえ、さすがに古美門先生の報酬はかなりの高額で、実際にはたとえ報酬契約を締結していても問題になる可能性があります)。

また今後も機会があれば、このドラマについて触れていきたいと思います。

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2013.10.09

家事事件手続法

平成25年1月1日から家事事件手続法が施行されました。
新法により、多くの改正がありました。
これからは、改正された手続きについて、時々ふれて行こうと思います。

裁判所に申立をする時に、申立書を作成して提出します。
この申立書の写しが原則相手方に送られることになりました。
改正前は、相手方には、申立人、事件名、調停の日の連絡があるだけでした。


改正後は、どのような理由で申立人が何を求めているのか概要を
事前に把握して調停に臨むことができます。


弁護士に相談される際には、送られてきた申立書等の書類を全て持参
していただくと、お話がスムーズにできるのではないかと思います。

2013.10.08

ドラマ「リーガルハイ」 ~ドラマと実務、違うのか?~

いよいよ平成25年10月9日よりドラマ「リーガルハイ」が始まります。

楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

弁護士が主役、内容も法廷ものということですので、こちらのブログで、
時折、このドラマで描かれていることについて、実際の法律や裁判ではどうなのかということを書かせて頂こうと考えています。

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2013.10.07

ドラマ「『古畑任三郎vsSMAP』その後」を観て

少し時間が経ってしまいましたが、先日放送された「『古畑任三郎vsSMAP』その後」を観ました。

ドラマ放送直後に出演者らによる感想もあり、生ドラマならではのおもしろさも味あわせていただきました。

あの人とあの人が交際しているというのも驚きました(もちろん、ドラマ内での話です)。

ところで、ドラマの中では、メンバー全員が同じ刑務所内の同じ部屋に入っている設定になっていましたが、さすがに現実にはそういうことはありません。

同一事件の共犯者を同じ刑務所にいる状態にするということ自体、基本的にないと思います。

また、部屋に二段ベッドがあると自殺の手段に使用される可能性もあるので、これも現実とは異なるのではないでしょうか。


ドラマの世界に現実の話を持ち込むのは野暮なことですが、「へえ」とでも思っていただけたら幸いです。

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2013.10.04

戸籍謄本等の取り寄せ

自分の戸籍謄本を目にする機会は普段の生活の中ではあまりないと思います。


ご自分の戸籍謄本であれば取得することは簡単にできますが、相続手続きの場合はご自分で必要な戸籍を全て取得することが難しい場合があります。

亡くなった方が生れてから亡くなるまでの戸籍が必要になるのですが、

最新の戸籍から生まれた時まで遡らなければならいため、全て揃うまでに時間を要することがありますし,古い戸籍謄本のどこを見て遡ればよいかわかりにくいときがあります。

裁判所の手続きの中には、申立期間の制限があるものがありますので、ご自分で取り寄せることが難しいと思われたら、なるべく早くご相談下さい。

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2013.10.03

離婚後の氏(苗字) ~離婚後もこの苗字を使いたいけど・・・?~

結婚の際、日本の法律では、夫婦は、夫もしくは妻どちらかの氏(苗字)を選択し同じ姓となります。

離婚をすると、結婚により姓が変わった人は、旧姓(婚姻前の姓)に戻ります。

もっとも、

離婚後も婚姻中の姓を使っていきたい場合、離婚の日から3ヶ月以内に「離婚の際に称していた氏を称する」届出(婚氏続称の届出)を役所に提出することにより、それは可能となります。


 
ところで

「長年仕事でこの姓を使ってきたので離婚してもこの姓を使いたいが、相手方が納得しなくて困っている

「親権者が自分になることについては双方で合意があるが、

相手の承諾なしに、離婚した際子どもの苗字を自分の旧姓に変えてはいけないのか

というご相談を受けることがあります。


 
けれども、

離婚後の姓をどうするか(婚姻中の姓のままにするか、旧姓に戻すか)ということは、ご本人の自由です。

離婚の際に、「結婚中の姓を使用しないこと」もしくは「使用すること」という取り決めを行う必要はありません。

婚姻の際に姓を変更した方が離婚届出を行うようにし、その方が、もし婚姻中の姓を使用することを希望しているのであれば、届出の際に婚氏続称の届出も同時に行うと、スムーズに手続きができます。

未成年者の親権者の方についても同様です。

離婚の際に、未成年者の氏をどうするかを取り決める必要はありません。未成年者の親権者となった方が、ご自身の姓をどうするかについて、未成年者のことを考えながら決定されれば良いかと思います。

離婚後の姓について、離婚の際に当事者間で取り決めを行う必要はなく、結婚により姓を変えられた方がご自身の判断で決定していただくことが可能なのです。

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