りんどう法律事務所のブログ
2020.06.17
少し前のことですが。
新型コロナ感染症が拡大する前のことを今更書くのも恐縮ですが、相続についてセミナーで講演する機会を頂きました。
多くの人が、相続人になり、そして被相続人になる相続。
法的紛争の中では馴染みのあるもので、相続について色々な話を聞くことも多いかと思います。
このため、「相続に対する備えを」と言われて、「はい!もうすでに対応済みです」という方も多いかと思いますし、「うちは、揉めない」と考えられている方もおられるかもしれません。
ただ、それでも、揉めているのが「相続」です。
複数の人の感情が含まれる相続だからこそ、「十把一絡げ」「一律」の対応は難しいはずなのです。
インターネット上で様々な有益な情報が取得できるようになった昨今、ネットで調べれば多くのことが分かるかもしれません。
しかし、個々の人が当事者である法的紛争では、必ずしも、ネット上の知識通りに事が進むとは限りません。
10数年弁護士という仕事をする中で、「相続」は人の感情に直結する紛争類型であると実感することはたくさんあります。
いつも抱くそんな思いを、機会を頂いた講演では話すようにしています。
相続紛争を扱う弁護士だからこそわかることがある。
そう信じて、出来る限りの法的紛争をなくすため、私たちの経験が皆様のお役に立てることを心から願っております。
りんどう法律事務所(女性弁護士による相続相談)
大阪市北区西天満3丁目13-18
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