りんどう法律事務所のブログ

2018.12.04

離婚事件、男女トラブルでも「保全手続」

 

「保全手続き」とは、

たとえば、金銭請求をする際に、相手が財産を失くしてしまう前に、相手のその財産を仮に「押さえておく」という手続きなどのことです。

 

裁判で相手に対する金銭請求が認められたしても、相手が「支払わない」という態度をとるため、相手の財産を差し押さえようとしても、相手の財産がないという事態になってしまうことを防ぐための方法です。

 

仮差押えという言葉を聞いたことがある方もおられると思いますが、この「仮差押え」も保全手続きの一つです。

 

男女間の紛争や離婚事件でも、保全手続きが必要なるケースはあります。

 

たとえば、離婚訴訟の中で相手に慰謝料請求をする、財産分与請求をするという場合。

裁判でこれら請求が認められても、こちらで今わかっている相手名義の財産がそのまま残っているとは限りません。

このために、訴訟前や訴訟中に、相手の財産を「仮差押え」することがあります。

 

また、子どもと自分が生活している家が、相手方名義という場合。相手がその不動産を勝手に第三者に売ろうとしているが、売られたら自分と子どもの生活が困るというケースで、不動産を売ってはならないという申立(「処分禁止の仮処分の申し立て」)をする場合もあります。

 

この他、配偶者からのDVなどがあるケースでは、配偶者による接近を禁止する命令を裁判所にしてもらう申立(接近禁止等命令申立て)を行うこともありますし、

 

事件の相手(配偶者に限らない)から様々な嫌がらせを受けているという場合には、「嫌がらせをしない」という命令を裁判所にもらう申立を行うこともあります。

 

これ以外にも、当事務所でよく対応するのは、子の監護者を仮に定める手続きです。離婚紛争中の間、父親と母親のどちらがこどもを養育するのかを「仮に」定める手続きです。父親と母親間で、子の取り合いがある場合などに行う申立です。

 

 

これら申立のタイミングを見誤れば、相手方が財産を消失させたり、嫌がらせや暴力などにより深刻な被害が出ることもあり得ます。

事案により速やかな申立が必要となるケースもあります。

 

法律を使うことにより、迅速な解決、安心を得られることもたくさんありますので、一人で悩まれるのではなく、是非、弁護士にご相談いただければと思います。

 

りんどう法律事務所(女性弁護士による離婚相談、男女トラブル相談)

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