りんどう法律事務所のブログ

2014.11.28

最近話題の事件から

最近報道されている京都の事件で「転籍」「復氏」と言う言葉を耳にしました。

転籍は、本籍を移すことで、本籍地が遠方にあることから近くに本籍を移すという理由もあれば、今回の事件のように離婚歴を隠したいという理由もあると思います。

また、同事件の報道で、相手が死亡後に手続きをして前の夫の氏に戻っていたと報道されていました(復氏)。

離婚の場合、婚氏を続称場合には、離婚届を提出する時と同時に、または離婚後3か月以内に手続きをすれば続称できますが、手続きをしなければ婚姻前の氏に戻ります。

一方、配偶者と死別の場合は、離婚と同じように死別しても旧姓に戻りません。
旧姓に戻るためには、「復氏届」を役所に提出する必要があります。

この復氏届は、配偶者のみが復氏できるだけで、子供はもとの氏のままです。
子供の氏を変更するには、家庭裁判所において、「子の氏の変更」の手続きをとる
必要がありますのでご注意ください。

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2014.11.27

ドラマ「ビンタ!」第8話を観ました ~「婚約」の事実が認められる場合~

ドラマ「ビンタ!」第8話を観ました。

最近このブログでドラマの記載が続いていますが、お付き合いいただけるとうれしいです。


【ネタバレがあります。まだドラマ「ビンタ!」第8話をご覧になっていない方はご注意ください】


今回は婚約不履行の事案でした。

高田法律事務所に相談に訪れたのは女性側。相談内容は「婚約を破棄された。結婚を強制することはできないから諦めるつもりだが、前に進むために相手の男性に損害賠償を請求したい」というものでした。

女性の話を聞いた箕輪さんと高田弁護士は、女性の気持ちを理解し、受任しようと請求相手となる男性を確認します。

するとその相手は、箕輪さんの友人・もんじゃ店を営む吾郎君だったのです。


早速、吾郎君に会いに行き抗議する箕輪さんたちですが、吾郎君の言い分は「婚約していない」「ちゃんと別れた」というもの。箕輪さんたちは吾郎君の言い分を信じることにしますが・・・。

後日、協議の場となった高田法律事務所に訪れたのは、その女性と工藤弁護士(相変わらず工藤弁護士とは縁がありますね)。そして、高田弁護士は吾郎君側の代理人として協議を進めて行きます。

うん?ちょっと待ってください!


高田弁護士は、なぜ吾郎君の代理人になっているのでしょうか。高田弁護士は、すでに女性の相談にのり吾郎君に交渉に行っている立場なのです。にもかかわらず、高田弁護士が、今度は女性が損害賠償を請求する相手の代理人になるのは、問題が多いです。


「利益相反」というのは、弁護士が受任等にあたって最も気にしなければならない事柄の一つです。なので、ついついドラマを観ながらいつもこのことを気にしてしまいます。


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話をドラマに戻します。

吾郎君は「婚約はしていない」と主張。

一方、女性は婚約を窺わせる事情を挙げて行きますが、以前吾郎君が「(その女性が作った)味噌汁を飲みたい」と言ったことや、「ずっと一緒」と言ったことなどから、婚約を推認するのは厳しいと思います。夜店で買った指輪を婚約指輪と評価するのも厳しいところです。指輪の値段だけで婚約指輪かそうでないかを判断するわけではありませんが、指輪の購入の経緯や、その時の状況をみると、やはり婚約指輪を考えるのは難しそうです。


工藤弁護士は「婚約の成否は当事者の気持ち」と言います。もちろん、そうでしょう。婚約とは一種の契約です。当事者の「結婚しよう」という意思の合致さえあれば成立するものと言えます。

ただ、問題は、一方当事者が「婚約をしていない」と主張した場合の証拠です。互いが主張する事実に相違があれば、どうしても証拠の問題になってしまうことは避けられません。

そして、そんな場合、実際の訴訟等では、
・結婚式場を予約していたとか、
・親族に結婚の挨拶をした、
・婚約指輪を買った、
・上司に婚約者として紹介したetc. 
このような事実があれば婚約の存在が認められる可能性は出てきます。もちろん他にも色々な事情があります。

ただ、ドラマで出て来た事情を検討すると、「婚約」の事実を認めるのは難しそうです。

仮に、婚約の存在が認められたとした場合、次に問題になるのは、高田弁護士が話したように、婚約破棄の正当な理由があるかどうかということになります。

この点については、吾郎君の「彼女が怒りやすくなった」という言い分は、婚約破棄として正当な理由とは認められにくいと思います。もちろん、程度の問題ですから、一概には言えませんが・・・。


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ドラマはこの後少し変わった展開に。

箕輪さんの言葉(本当はカナちゃんの言葉ですが。笑)で吾郎君が女性と結婚する気持ちになり、その想いを吾郎君は真摯に女性にぶつけます。

しかし、なんと女性は詐欺師だったという事実が発覚。女性の請求は不当請求だったのです。

女性の請求は取り下げられ、結果、吾郎君は損害賠償する必要はなくなりました。

でも、吾郎君の心は、まだ解決まで時間がかかりそうです。

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2014.11.26

ドラマ「女はそれを許さない」第6話を観ました

ドラマ「女はそれを許さない」第6話を観ました。

今回は、刑事事件の裁判でした。
ストーカーに悩まされている女性が、以前ストーカーをしていた男性にまた付きまとわれていると感じ帰宅途中、その男性が待ち伏せをしており女性が男性の腕をほどき転倒し、怪我をしてしまいます。
 後日、女性が警察署に行くと、女性に対して傷害罪の逮捕状が出ており、そのまま取り調べが始まります。

 ☆☆ネタバレがありますので、ご注意下さい☆☆

女性は起訴され、公判が始まります。
 
 結局、怪我をした男性はストーカーではなく、女性の会社の上司がストーカーでした。
 そして、その上司が、転倒した男性をさらに殴り、怪我を負わせていたことが分かり、女性は無罪となりました。

 当初は、女性に不利な証拠ばかりのようでしたが、またまた凛香弁護士がもたらした情報によって女性に有利な証拠が集まります。
 凛香弁護士の情報収集の方法は、現実の弁護士が行っていたら問題があります。
 修習生が「地味な作業」と言っていましたが、証拠を精査や書面作成等は、法廷に比べたら地味なイメージがあるのでしょうが、重要なことですので、修習生の発言を受け、忠守弁護士が修習生を叱ったのは、ごもっともと感じました。

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2014.11.25

スペシャルドラマ「リーガルハイ」を観ました ~医療訴訟の特色~

平成26年11月22日に放送されたスペシャルドラマ「リーガルハイ」を観ました。

何やら「白い巨塔」を彷彿とさせる始まり。これまでとは違う重厚な雰囲気。さすがスペシャルとも思いましたが・・・
古美門先生を始め古美門法律事務所の面々は相変わらずで、うれしい気持ちにもなりました。


【ネタバレ要素があります。まだスペシャルドラマ「リーガルハイ」をご覧になっていない方はご注意ください。】

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今回は医療訴訟案件

これが普通のドラマであれば、患者側に就いた弁護士が、強大な権威に立ち向かうという筋書きになりそうなものが、さすがはリーガルハイ、そして古美門先生。金の亡者の様相の大病院院長の依頼を受ける弁護士が主役なのです。

古美門先生は病院の顧問弁護士もしていたのですね。しかも大病院。

ドラマでも言われていましたが、医療過誤訴訟は、相当に高度な専門知識が必要となります。また裁判に必要な専門知識、資料等は、ほぼ全面的に病院側(医師側)に存在するため、訴訟をするにあたって患者側は注意しなければならないことがたくさんあります。もちろん、足りない専門知識を補完するために、医師等への協力を求めることが必要な場合があり、そういう意味では医療そのものに関する以外の知識や経験等が必要となることもあります。

そして、一般的に、医療訴訟は、弁護士の立場が固定化していると言われています。つまり病院側(医師側)に就く弁護士は他の事件でも病院側に就くことが多く、患者側に就く弁護士は他の事件でも患者側に就くことが多いということです。一方の事件では患者側に就いていて、他の事件では医師側に就くというのはあまりありません。

通常の損害賠償事件などの場合は、加害者側、被害者側の区別なく受任する弁護士が多いことと比較すると、医療訴訟はこの意味でも少し特殊な事件と言えるのかもしれません。


古美門先生は、一般的には「病院側に就く弁護士」ということなのでしょう。

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冒頭から、なかなか嫌な感じを醸し出す病院側の代理人になるとは、「リーガルハイ」らしいと言えばらしいのかもしれません(笑い)。


医療訴訟ということで、黛弁護士は勉強を開始します(なぜか、古美門先生の教科書は「ブラックジャック」)。

しかし、黛弁護士の予想とは異なり、訴訟は中傷合戦へ。院長も、そして患者側も深刻な傷を負ってしまいます。

法廷で患者側の代理人・九條弁護士が、病院側の申請証人として出てきた看護師長のプライベートを写した写真を法廷でばら撒きますが、実際には、さすがにあんなことはあり得ません。証拠は余程のことがない限り尋問前に提出する必要があります。尋問の途中で、写真をばら撒くなんてことは法廷の中では許されません。裁判所から厳しい注意がなされるはずです。


ドラマは、遂にマスコミをも巻き込んだ誹謗中傷。まさに「場外乱闘」とも言える状態です。そして担当医師が法廷で患者に対して非を認め謝罪までし古美門先生はピンチに。


院長の解任や古美門先生の代理人解任など事態は動きますが、そんな中、服部さんの一言で見方が変わる黛弁護士。そして、古美門先生が動き出します。


最後は古美門先生の熱弁で、九條弁護士も圧倒されます。古美門先生の弁論(?。手続き的には不明です。院長の証人尋問期日だったようですが、院長が出廷できず、結果手続きとしては何になっていたのでしょうか)は、科学的なデータに基づいたもの。そこに古美門先生の熱い魂が吹き込んであの弁論は行われたのでしょう。

なんだかんだと言って、古美門先生は、院長を人として尊敬していたのかもしれません。


一つの事実といえでも、見る人が異なれば、それは別の意味を持つことは多くあります。そこに光を当てるのが弁護士の仕事の一つとも思うのです。


裁判は相手あってものなので、どのように進むのかについて見込があるようでないものとも言えます。そんな中で、どのように依頼者が見て感じた事実を第三者に伝えるか。慎重に対応していく必要があります。


古美門先生の弁論は、いつも情熱的で、そして力強い。古美門先生を通して聞くストーリーは、第三者に「そうかもしれない」と思わせます。結局弁護士という仕事に「熱意」があるのでしょう。

つまり、古美門先生は、人が好きで、そして弁護士と言う仕事が好きなんだろうな。いつもドラマを観てそう思います。

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最後に、報酬の話を。

今回訴訟で争われた金額は2億を超えていました。被告側の代理人である古美門先生は「原告の請求を棄却する」との判決を得たので、被告が得た経済的利益は約2億。
これを基準に、旧弁護士報酬規程で報酬金額を算定すると、1000万円を超えてしまいます。盲腸で入院していた古美門先生が「そろそろ大きい事件をやりたいと思っていたところです」と言うだけありますね。

ただ、着手金や報酬は、委任契約で定めることになっています。この旧弁護士報酬規程を参考に報酬を決める事務所も多いですが、訴訟の労力などによって異なる可能性もあります。

なので、古美門先生が報酬として1000万円を超える金額をもらったのかは不明です(笑)。


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2014.11.21

養育費の「算定表」って?その使い方は?

離婚の際に、夫婦に子供がいれば親権者を定めなければなりません。
そして、これとともに、通常は養育費について話し合います。


養育費という権利がどういうものなのか、すでに御存知の方も多く、裁判所で判断される場合には養育費が概ねいくらぐらいになるかも御存知の方もおられます。


「養育費の算定表」という言葉を御存知でしょうか。

これは、裁判所で使用されている表で、養育費の金額を判断する際に参考にするものです。

裁判所で養育費の金額が争われた場合、だいたいの考え方(計算式)は決まっており、それに基づいて判断がされます。その判断される金額をわかりやすい表にまとめたものが、この「養育費の算定表」というものです。


実際に、この算定表によらずに当事者の合意で金額が定められることもあり、特に協議の中でこの算定表に縛られる必要はないのですが、裁判所で争った場合裁判所はどの程度の金額を計算するのかという点では、この表が参考になるのは確かです。


ご相談に来られる方の中には、すでにこの算定表に目を通され「養育費、このぐらいになると思うのですが」と質問される方もおられます。しっかり調べられていて素晴らしいと思います。


ただ、この算定表の見方は、時に技術が必要な場合もあります。


義務者や権利者の収入をどう考えるのかという点で争点になることもたくさんありますし、複数の子供が、それぞれ別の親の元で暮らしているという場合もこの算定表ではわかりません。また、特別に扶養が必要な人がいる場合や、私立学校に通っている子供がいる場合、住宅ローンがある自宅にローン債務者でない他方の配偶者が生活している場合など、修正が必要な場合もあります。


ご相談を伺っていて、時にこの算定表が独り歩きしていると感じる時もあります。

協議の際、この算定表通りの養育費金額で合意される方もおられますが、実はこの算定表、簡単にそのまま適用できない場合もあるのです。


もし養育費についてお困りの方がおられましたら、一度弁護士にご相談していただければと思います。


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2014.11.20

ドラマ「女はそれを許さない」第5話を観ました。

ドラマ「女はそれを許さない」第5話を観ました。

今回は、10歳の子供が母親に対して精神的苦痛を受けたこと(虐待)
について損害賠償請求をするという話でした。

麗弁護士は、子供の代理人となります。

子供の代理人は、通常、親権者である母親となりますが、今回、
母親は子供に対する虐待で刑事責任を負い、刑期を終えて出所してきます。

このような場合、親権停止の要件に該当していますので、子供自身が家庭裁判所に申立てをすれば認められるでしょうが、子供自身がそのような手続きを知っていることは稀です。

親権が停止または喪失されていないのに、子供が親権者である母に損害賠償請求が出来るのか?という疑問があります。

家事事件手続法では、子供自身に訴訟を遂行する能力を与える制度があります。しかし、民事の損害賠償請求はでの訴訟能力まで与えていないので、
やはり、親権者の停止または喪失をして、未成年者後見人を選任してから
の話になります。
ドラマでも親権停止の後、施設の人が未成年者後見人に選任し、調停を申立てていました。

だんだん、忠守法律事務所のメンバーの結束が強くなっていくように感じます。
次回のドラマが楽しみです。

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2014.11.19

ドラマ「ビンタ!」第7話を観ました ~境界を越えてきた枝や根っこ、勝手に切っていいですか?~

ドラマ「ビンタ!」第7話を観ました。

今回は近隣トラブルの案件。ドラマ「リーガルハイ」でも近隣トラブルを題材にした回があり、このブログで書きましたが、近隣トラブルは意外に身近だったりします。

トラブルの大小はそれぞれとしても、お隣さんとのトラブルは精神的に堪えるものです。


【ネタバレ要素があります。まだ「ビンタ!」第7話をご覧になっていない方はご注意ください。】


今回のお隣とのトラブルの発端は、依頼者の話では、「お隣さんの庭の木の枝が、こちらの庭に入って来て邪魔になったので、勝手に切りました」ということでした。「お隣さんは、それが気に入らなかったらしく、それから嫌がらせが始まった」とのこと。


ところで、お隣さんの庭の木の枝が境界線を越えてこちら側に伸びてきたとき、この枝をこちらで勝手に切れるでしょうか?


答えは、「できません」


民法は、「隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる」「隣地の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる」と定めています(233条)。

つまり、枝について、その木の所有者に切除を請求できるとする一方で、根について、こちらで切除できると定めているのです。

木の根っこか、枝かによって異なるのです。興味深いですよね。

学生時代、枝は個人の切り方などに趣向があるため勝手に切ったらだめなのかしら等と考えたりもしましたが、これはあくまでも個人的な覚え方で、この法律の制度趣旨を調べたわけではありません。


話をドラマに戻すと、つまり、依頼者が木の枝を無断で切ったのは、良くないことということになります。

ただ、きっかけは依頼者が悪かったとしても、依頼者の話が本当であれば、お隣さんのやっていることも大問題です。中傷するビラが撒かれたり放火までされており、間違いなく「違法」の域になっています。


ここまでの事案になれば、さすがに警察に被害届を提出するなどの対応が必要となると思います。


高田弁護士は「張り込み調査」を箕輪さんに指示していましたが、弁護士や法律事務所事務員が自ら「張り込み調査」をするということは、基本的にありません。そんな技能訓練などしていませんので、弁護士や法律事務所事務員だからこそ上手にできるというものでもありません。

ドラマで、張り込み調査をすることになった箕輪さんが「ようやく俺も法律事務所事務員らしくなってきた」などと話していましたが、「それはどうかな~」などと突っ込みながら観てしまいました(笑)。


もっとも、近隣トラブルのご相談の際、弁護士が事実確認をする必要があるので、場合によっては、弁護士がご自宅を伺ったり、ご相談者において録音をビデオの撮影をお願いすることはあります。証拠がない中で相手方に追求していくと、かえって相手方から「名誉毀損」などを追求されご相談者の不利益になる場合もあるからです。


今回のドラマでは、どこまでのトラブルがそうだったのかはわかりませんが、少なくともビラや放火の件は、依頼者の子供がやっていたということが明らかとなります。


念願のマイホームに夢中になり母親(高田弁護士の依頼者です)が家のなかでピリピリしていたことや、両親の夫婦喧嘩が増えたことに、子供は「元の家に戻りたい」という想いを抱えるようになり、その結果のこのような行動を取ってしまったということでした。


「家」というハード面ではなく、「家族」というソフト面が大切、そういうことなのでしょうね。

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2014.11.18

慰藉料には相場があるの?

慰謝料とは、精神的損害に対する損害賠償金のことをいます。
慰謝料が発生するには、相手の行為が不法行為に該当するものでなければなりません。


慰謝料の相場では、いくらになりますか?という質問を受けることがありますが、
慰藉料には、はっきりとした相場というものはありません。
浮気一回に付き〇〇円という金額が決まっている訳ではなく、事案によりさまざまな事情を考慮して決まりますし、さまざまな事情が立証できるかどうかということも
慰謝料金額に影響します。そのため、相談の段階で、具体的な金額を回答することはできません。


慰謝料は、一般的には低額であると感じられるようですが、請求しなければ、時効(3年)により請求できなくなりますので、
慰謝料を請求するかどうかお悩みの方は、専門家に相談されてみてはいかかでしょうか。

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2014.11.17

自宅を出ている夫(もしくは妻)に届いた郵便物、どうすれば良いですか?

離婚協議がなされている方の中には、別居しているご夫婦も多くおられます。


協議中といえども、事務的なことなど日常で必要なやりとりをお互いにできていれば良いのですが、そういう状態でない場合もあります。


時折、「相手宛に届く郵便物はどうしたらよいですか」というご質問を頂くことがありますが、それは、やはり相手の住まいに送るなどの対応が必要となります。


相手宛の郵便物は、あくまでも相手のものです。勝手に開けることは許されません。場合によっては信書開封の罪(刑法133条)に当たる場合もあります。
もちろん勝手に廃棄していいものでもありません。場合によっては、相手から責められる事由にもなり得ます。


自宅を出られた方が郵便局で転送手続きを取られる場合もありますが、それでもメール便や宅配便として届くものもあります。


感情的に対立している場合には、相手宛の郵便物を見るのも嫌という場合もあるかもしれませんが、それでも、郵便物の中には相手にとってとても重要なものもありますので、冷静に対応いただきたいと思います。


時折、自宅を出られた方が、相手に住所を知られたくないと言われる場合もありますが、こういう場合は、代理人弁護士の事務所に送ってもらうように相手にお願いするときもあります。


弁護士の仕事は裁判手続き等に関することだけではありません。

出来る限り依頼者のご負担が減る様、そしてスムーズに協議等が進むように、一緒に考えさせていただきたいと思うのです。

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2014.11.14

ドラマ「女はそれを許さな」第4話を観ました

 
 ドラマ「女はそれを許さない」第4話を観ました。

今回のテーマは、「離婚裁判」でした。

妻が夫に対して離婚を求めますが、夫は離婚に応じてくれず裁判になります。
麗弁護士は、妻側の代理人を務めます。
夫は、司法試験を10年受け続けている人で弁護士に依頼していません。
本人訴訟の場合、尋問では本人が弁護士に代わって質問することになります。
夫が妻に対して、質問することになります。

ドラマでは、突然法廷での尋問をしていましたが、実際は、訴訟が始まって書面での主張や証拠の提出がある程度終わってから尋問という流れになるので、訴訟提起後すぐに尋問ということはありません。
また、判決言渡しの後に法廷で原告代理人から話をして尋問の続きのような
ことをすることはありません。


また、麗弁護士の過去の話として夫から暴力を振られていると言っている妻の離婚事件で、妻までも子に虐待をしていたことを麗弁護士が見抜けず、妻が親権者となる
調停が成立したという話でしたが、調停といっているのに、なぜか法廷で裁判官が
判決を読みあげているシーンがありました。
調停が成立するからといって、法廷で判決を裁判官が読みあげることはありません。
調停室で裁判官(家事調停官)が調停条項を読みあげるだけです。


今回は、手続きのことで突っ込みたくなるシーンが満載でとても楽しめました。

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