りんどう法律事務所のブログ

2013.09.30

映画「アフタースクール」を観て

少し前の話になりますが、映画「アフタースクール」を観ました。色々と驚かされ、とてもおもしろかったです。

映画に詳しくないのに映画の感想を書くのも申し訳ないので、こちらは法律事務所のブログということで、この映画のあるシーンを法律的に分析してみました。

ここからはネタバレ要素もあるので、まだこの映画を観たことのない方はご注意ください

終盤のシーンで、ある人(人物Bとします)が自動車検問を受け、飲酒運転かつ違法物を持っていたために事情聴取される場面があります。

そもそもこの人物Bがお酒を飲んで車を運転することになったのは、ある人(人物Aとします)と会うために車で飲食店に入り、人物Aから執拗に勧められて飲酒したのち車で店を出たからなのですが、この人物Aは警察の指示で動いていた人でした。

つまり、人物Bが検問の末、飲酒運転等により事情聴取となったのは、いわゆる警察による「おとり捜査」によるものだったのです(違法物の所持が発覚するに至った警察の対応も、問題ある方法ですが、これについては、またの機会に触れることができればと思います)。

ドラマのシーンでも描かれることの多い「おとり捜査」、これは適法捜査方法なのでしょうか?

おとり捜査」には、2つのタイプがあると言われています。

1つは「犯意誘発型」。犯罪をしようと思っていない人を対象に、犯意(犯罪をしようという気持ち)を起こさせる捜査方法です。

そしてもう1つは「機会提供型」。これは、犯罪をしようと思っている人に、その機会を与える方法です。

この映画にあったシーンは、前者による捜査と言えます。犯罪をしようと思っていない人を巻き込むので、これはさすがに問題ある捜査でしょう。

後者については、犯罪を行おうとする人に対して、証拠を固める等の目的で行うもので、このような捜査方法は許される場合があるとされています。

つまり、「おとり捜査」にも色々な方法があり、それにより違法は場合もあれば、適法となり得る場合もあるということです。結局のところ、実際の捜査方法が問題になった場合には、個別具体的に判断していくことになると思います。

とはいえ、これはあくまで実際の社会でだったらどうかという話です。

この映画の中では、あのシーンは重要であり、そしてあのシーンがあるからこそ、この映画の魅力がさらに増すのだと思います。本当に楽しませていただきました。

映画の参考になるものではありませんが、皆様の豆知識にでもなれば幸いです。

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りんどう法律事務所【大阪・女性弁護士の法律事務所】 
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2013.09.27

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